都内のデパートで「初売り」 大勢の買い物客などでにぎわう
2025年1月2日 12時15分 東京都
都内のデパートでは2日から新春恒例の「初売り」が始まり、福袋やセールを目当てにした大勢の買い物客や外国人観光客などでにぎわっています。
東京 渋谷区の「西武渋谷店」では午前10時の開店前から買い物客たちが長い列を作り、店舗の入り口前では新年を祝う獅子舞が披露されました。
そして開店時間の少し前から入店が始まり、買い物客たちは売り場に並んだ福袋などを次々とかごに入れて目当ての商品を購入していました。
このデパートによりますと、ことしの初売りでは衣料品や化粧品といった定番の福袋に加え、物価上昇が長引く中、ドレッシングやジャム、お菓子などを詰め合わせた食品の福袋も人気を集めているということです。
練馬区から訪れた60代の女性は「お正月なのでふだんなかなか買えないハムやソーセージを買ってぜいたくしたいと思います。初売りを楽しみたいです」と話していました。
デパートの初売りをめぐっては、人手不足などを背景に元日からの営業を見送る動きが続いていて、大手デパートの中には初売りを3日から始めるところも多くなっています。
西武渋谷店の小林清 店長は「従業員の働き方を考えると元日の営業は難しくなっている。一方で外国人観光客の増加もあって来店客は増えているので、全体の売り上げは増やせると見込んでいる」と話していました。
都内のデパートで「初売り」 大勢の買い物客などでにぎわう | NHK | 東京都