
仕事始めの5日、馬を飼育している東京 葛飾区の神社には、ことしのえとが「うま」であることから例年より多くの参拝者が訪れていて、企業の経営者や会社員などが商売繁盛を祈願しました。

平安時代に創建された葛飾区の「五方山 熊野神社」では、馬は神が乗る神聖な存在とされてきたことから、馬術選手の経歴をもつ宮司が28年前から境内で馬を飼育していて、現在は3頭のポニーを飼っています。
ことしのえとが「うま」であることから多くの参拝者が訪れていて、仕事始めの5日はポニーの「きらら」がお出迎えするなか、地元企業の経営者や社員が商売繁盛を願って参拝に訪れています。
溶接工場を経営する60歳の男性は「いつも必ずここでお参りして会社の好調と社員の健康を願っています。馬に乗って突っ走りたいです」と話していました。
信用金庫に勤める22歳の1年目の女性は「まだわからないことばかりですが、お客様に信頼されるように頑張りたいです。うま年は新しいことを始めるのにいい年と聞きますので、いろいろなことに挑戦したい」と話していました。
葛飾区に本社を置く大手おもちゃメーカーの41歳の社長は「円安やコスト高も続いていますが、その分、付加価値を付けていかなければと考えています。年齢、性別、文化の隔たりなくにぎわいを作れるような遊びを提供し、世界に飛躍できる年にしていきたい」と話していました。
神社によりますと、3頭のポニーはふだんは柵の中で生活していますが、「うま」の日には境内を散歩させる「引き馬」を不定期で行う予定で、ポニーとふれあうこともできるということです。
神社の千島俊司宮司は「うま年ということで、馬と一緒にできる行事をやりたいと考えています。馬は跳ぶのも得意ですから、何事もうまくいく、飛躍の年になってほしいです」と話していました。