山口 下関 「ふくの日まつり」 大勢の人たちでにぎわう
2025年2月11日 14時56分 山口県
フグの取扱量が日本一の山口県下関市で、特産のフグを満喫できる「ふくの日まつり」が開かれ、大勢の人たちでにぎわいました。
下関市では、特産のフグを「幸せを招く魚」として「ふく」と呼び、日付の語呂に合わせて、毎年2月9日ごろに「ふくの日まつり」を開いています。

ふだんフグの競りが行われる下関市の南風泊市場には、20ほどの出店が並び、ふぐの刺身や唐揚げなどが市価より2割から3割安く販売され、訪れた人たちが次々に買い求めていました。

また、恒例の「ふく鍋」のコーナーでは直径80センチの大鍋を使って、フグからだしを取ったみそ仕立ての鍋料理が無料でふるまわれ、用意された600人分が1時間足らずでなくなりました。

このほか、30匹余りの生きたトラフグをつかみ取りするコーナーも設けられ、子どもたちが放されたトラフグを追いかけていました。
60代の女性は「ふぐ鍋は体も温まるし、自宅で食べるフグとは違って格別においしいです」と話していました。

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