沈黙が怖くて仕方ない沈黙恐怖症
会話が続かないことへの不安から人と話すときは常に緊張状態。沈黙の間を埋めるために何とか言葉を発しても一言で終わってしまう。
「また沈黙になったらどうしよう」と恐怖を感じながら、沈黙を作らないようにと頑張り続ける。
人と話しているときに沈黙を過度に恐れるのは沈黙恐怖症と言われます。
沈黙を自分だけの責任にしている
沈黙の時間が流れると「自分との会話がつまらないんだな」と思う。
楽しそうに話している人たちと比べて申し訳なさがこみ上げてくる。
沈黙を打開しなきゃと思うのに、頑張って話せば話すほど訳がわからなくなるし、また沈黙の時間ができてしまう。
「やっぱり自分の話がつまらないから沈黙になった」と自分を責める。
話している相手がいる以上、沈黙の時間ができた責任は相手にもあります。
しかし、自分の会話に問題があると感じているせいで100%自分の責任にしてしまうから居たたまれない気持ちになってしまうんですよね。
沈黙によって相手に嫌われるのが怖い
沈黙を過度に恐れる人は、相手に嫌われること、拒絶されることを恐れています。
嫌われない安心感がある相手なら気にならないのが証拠です。
人とのかかわりに安心感がなく、常に嫌われないかどうかを気にしている。相手の反応をうかがいながら過度に気を遣っている人が多いですね。
誰が相手でも沈黙が耐えがたいのであれば、幼少期の親子関係で安心感が得られなかったことが影響していると考えられます。
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[単語]
1. 沈黙(ちんもく): だまりこむこと。
2. 拒絶(きょぜつ):相手の頼みや要求をこばむこと。