
山林火災が相次いでいることを受け、山梨県は火元を速やかに特定することで効果的な消火活動につなげようと、ドローンで熱源を探知する技術の実証実験を行いました。
山林火災は全国的に相次いでいて、山梨県内でもことし1月、上野原市と大月市にまたがる扇山で大規模な火災が発生し、県内では戦後最大規模となるおよそ478ヘクタールが焼けました。
こうした状況を受けて山梨県は、山林火災が起きたときに熱源を速やかに発見することで、効果的な消火活動につなげようと、11日富士吉田市でドローンを活用して熱源を探知する技術の実証実験を初めて行いました。
はじめに、撮影した場所の温度の違いを色で示すことができるカメラが搭載されたドローンを、およそ50メートルの高さまで飛ばし、事前に山の中に設置したホットプレートなどの熱源、2か所を探しました。
そして、熱源をカメラが捉えると、位置情報を地図に落とし込んで可視化していました。
この技術は火災の発生当初や、火がくすぶっている時の効率的な消火活動につながると期待されていて、県消防保安課の浅川豪課長は「被害を最小限に抑えるには、初動対応が非常に重要になる。ドローンは熱源を速やかに発見でき、大変有効だと思うので検証を続け、情報を消防と共有していきたい」と話していました。