JR東日本は今週土曜日、3月14日に運賃を値上げします。喜勢陽一社長は10日の会見で、「負担をかける以上、安全レベル、サービスレベルを高めていく」と述べ、値上げへの理解を求めました。
JR東日本は今週土曜日、3月14日に消費税の導入や引き上げのタイミングを除き1987年の会社発足以来、初めてとなる運賃の全面的な値上げを実施します。

値上げ幅は平均7.1%で、このうち
▽普通運賃は平均7.8%
▽通勤定期は平均12%
▽通学定期は平均4.9%、引き上げます。
10日の定例会見で喜勢社長は「会社発足以来40年間、賃金や物価の上昇などは、経営努力で吸収してきたが、現在のインフレ状況では、安全な鉄道設備、品質の高いサービスをまかなう資金が十分に確保できなくなった」と理由を説明しました。
その上で「お客様にご負担をおかけする以上、安全レベル、サービスレベルを高めていく」と述べ、値上げへの理解を求めました。
また喜勢社長は、値上げ前の定期券の購入について「運賃改定直前の3月12日、13日が買い替えのピークになるのではないかと考えている。会社としてしっかりと対応していきたい」と述べました。
JR東日本では、値上げによる増収を880億円と見込み設備の更新や修繕にあてるとしていますが、ことしに入って大規模な輸送障害が相次ぐ中、安全輸送を確保できるかが課題となります。